Grammar

Focus 和訳編

1 A of B, B’s A

直訳すると「BのA」だが、日本語として不自然な場合は文脈に応じて適切に変えろというだけのこと。

2 不定詞(1)
名詞用法:「~すること」
形容詞用法:「~するための、~すべき」
⇒名詞を修飾する
副詞用法:「~するために、~して」
⇒形容詞、動詞、文全体を修飾する

for S to do
「Sが~する(こと、ための、ために…)」

3 不定詞(2)
完了不定詞 to have done
⇒過去の意味を出すとき
疑問詞+to do
「~すべきか」
程度
… enough to do「~するのに十分…」
too … to do「~するには…すぎる」
結果
… only to do「…結果~しただけだった」

p.15
Other European countries were to take
be to do
基本の意味「~することになっている」

そこから、

予定
義務・命令(することになっている⇒つまり、しろ)
可能(することになっている⇒つまり、できる)
意図・願望[ifの後](することになっていたら、するつもりなら)
運命(することになっている⇒そういう運命だ)

のニュアンスなので、文脈に応じてうまく訳す

4 分詞
現在分詞
⇒「~している」状態
過去分詞
⇒「~された」状態
SVOC
⇒「OをCの状態にVする」
have O done
整理 have O do/done

5 分詞
分詞構文
整理17-1 分詞構文
A+分詞
⇒分詞の前に主語を置くパターン
not/never doing
⇒not/neverは分詞の前
付帯状況
⇒with O C「OがCの状態で」

6 動名詞

動名詞
doing「~すること」
being done「~されること」(受動態)

主語+動名詞
S (S’s) doing
「Sが~すること」
代名詞の場合は目的格か所有格
me doing / my doing
整理25 人称代名詞

完了動名詞
having done
⇒過去の意味を出すとき

慣用表現
整理51-1 to doing

7 関係詞(1)

先行詞に注意すべき関係代名詞
⇒修飾する名詞(先行詞)と修飾する部分(関係代名詞の節)が離れている場合
(慎重に読めばわかる)

関係副詞
where「そこで」
(= in which)
when「その時」
(= at which, on which, …)

前置詞+関係代名詞
in which ⇒それの中で、そこで
of which⇒それの
など

8 関係詞(2)

先行詞⇒修飾される部分(名詞 or 文全体)

, 関係代名詞
「ちなみに~」という感じで補足説明のニュアンス。原則、訳すときは修飾のときのようにひっくり返さない(場合によるが)。
, whichは「そのことが~」というように、前の文全体を指す場合がある。

主節全体や~
as is often the case with
「~に関してはよくあることだが」
⇒フレーズとして覚えればよい。

, 関係副詞
「, 関係代名詞」と同様、「ちなみにそこで、ちなみにその時」というように補足説明的ニュアンス。

9 助動詞

可能性のcan
can「できる、~しうる、~する可能性がある」

過去の習慣~
used to do「昔は~した」
整理6.1 used to do, be used to doing

助動詞+have done
整理7, 8 助動詞+have done

may well do
①たぶん~するだろう
②~するのももっともだ

10 名詞節の構文
特に問題なし

11 it, thereの構文
it = (for S) to do
it = that S V

There is「~がある」
⇒There will be
⇒There can be
⇒Three may be
⇒There have been(現在完了)
⇒There seems to be「~があるようだ」

12 代名詞
Some …, others …
「…もいれば、…もいる」

The former「前者」
The latter「後者」

that of「~のそれ」
those of「~のそれら」
※訳すときには「それ、それら」が不自然なときは同じ名詞を繰り返してもよい。

All {you have to do} is
直訳「あなたがしなければならない全ては~」
⇒「~しさえすればよい」

副詞節(1)

even if「たとえ~でも」
even though「~だけれでも、~なのに」

while「~の間に、~一方で、~だが」

wh… matter what
=wh…ever

as long as
so long as
「~限りは(条件)、~する間は(時間)」

p.55
as far as
so far as

「~限りは、~範囲では」
As far as I know, 「私が知る限りは(範囲では)」

14 副詞節(2)

so ~ that …
「とても~なので…」
such ~ [名詞] that …
「とても~な[名詞]なので…」

⇒本来の意味は「…ほど~だ」(とても~だ[どれほど?]…ほど)なので、文脈合わせて訳すこと。

so that …
①「だから …、それで…」(結果)
←soと同じ
②「…ように」(目的)
※本書にはコンマがあるなしで区別するとあるが、文脈で判断した方がよい。

~, until …
直訳「…まで~」
⇒「~, そしてその結果…」
※文脈に応じて訳す。

15 副詞節(3)

in case
「~場合に備えて、~するといけないので」

now that
「今はもう~なので」

in that
「~ということにおいて、~という点で」
※in「~において」と覚えておくといろいろ応用が利く。

p.63
on the grounds that
「~という根拠に基づいて、~という理由で」
※ground「根拠、論拠」

16 副詞節(4)

once …
「いったん…したら」

hardly/scarcely … when ~
整理33 no sooner thanなど

the way …
「…する方法(で)」

just as … so ~
「ちょうど…ように、~」
「…と同様に、~」

17 等位接続詞

特に問題なし

18 否定
部分否定
整理44 部分否定

not/never ~ without doing …
直訳「…しないで~することはない」
⇒「~すれば必ず…する」

not ~ until …
直訳「…まで~しない」
⇒「…して初めて~する」
I didn’t get a call from her until this morning.
「今朝まで私は彼女から電話をもらえなかった」
「今朝になって初めて私は彼女から電話をもらった」

it was not until … that ~
の形でも使う(強調構文)

It was not until this morning that I got a call from her.
直訳「今朝まではなかった / 私が彼女から電話をもらうということが」
⇒「今朝になってはじめて、私は彼女から電話をもらった」

the last A …
「…(する)最後の人(もの)」
⇒「決して…しそうにない人(もの)」

19 比較

特に問題なし

20 共通・省略・同格
副詞節中の省略/重複箇所の省略
特に問題なし

AとBの同格
that S V …, and [but] that S V …
後ろのthat S V …がどこからつながっているか考える。例文ではsaidからつながっている(←and said thatのsaidが省略されたと考えてもよい)。

21 倒置
整理43 倒置

22 仮定法
整理10, 11 仮定法の基本

整理12③ ifなし仮定法

整理12② 仮定法の倒置【重要!】

整理12 仮定法のパターンいろいろ

23 強調
強調構文

It is ~ that [who/which/when] …
~だ(何が?)…が
⇒「…は~だ」

24 主部の長い文

Sを修飾している部分が入るので、SとVが離れる。Vをしっかり見極めることが大事。そんだけの話。

25 無生物主語

直訳すると不自然になるので、和訳の時は工夫せよ。そんだけの話。英語で読んでるとき(訳す必要がないとき)は直訳的理解でよい。